携帯、スマホのいろいろ

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iphoneを中心にいろんな知識や物を紹介していきます。android携帯やipad、PCについても触れていきます。真偽については各自でお調べください。

画面タッチができない「タッチ病」でAppleがiPhone 6 /6 Plusの有償修理に応じる

Appleは、iPhone 6 Plusのタッチパネルが操作不能になる、いわゆる「タッチ病」の有償修理プログラムを実施すると発表しました。
私はiPhone 6 Plusユーザーですが、タッチ病事態が初耳でした。
日本国内ではあまり問題になっていないのかもしれませんが、世界中では多くのクレームが寄せられているようです。

目次

タッチ病とは何か?

タッチ病

iPhone 6 、iPhone 6 Plusで画面上部にグレーのラインがノイズのように現れ、一切のタッチ操作ができなくなる現象のことを言います。
アメリカの電子機器修理メーカーのiFixitは、このタッチ病がタッチスクリーンではなく内部基板の問題だと解説します。
具体的には、iPhone 5sまではタッチスクリーンを制御するチップを基板にハンダ付けされるとともに、アンダーフィルと呼ばれる接着剤で固定していましたが、iPhone 6 、iPhone 6 Plusではチップがハンダ付けのみで固定してあるため、ハンダが割れて外れる不具合が発生するとのこと。
更に、iPhone 6 、iPhone 6 Plusから外装も多きく変更されて、本体が簡単に曲がってしまう事も原因の一つだそうです。
強い衝撃を受けて、曲がってしまうということは、内部基盤もダメージを受けている可能性が高いので、ズボンのおしりポケットにiPhoneをしまうユーザーは注意が必要です。

しかし、報告の多くはiPhone 6 、iPhone 6 Plusで、外装が同じiPhone 6 S、iPhone 6 S Plusや最新のiPhone 7、iPhone 7 Plusでは報告がないそうです。

Appleがタッチ病を認め、有償修理プログラムを発表

Phone 6 、iPhone 6 Plus

2016年夏ごろに報告が多く上がっていましたが、Appleは認識していないとしていました。
しかし、発売から2年経過してようやく、iPhone 6 Plusの有償修理プログラムを発表しました。
これは実質的にAppleがタッチ病を認めたということになります。(iPhone 6については有償修理プログラムは発表されていません。)
価格は通常の保証による修理(交換)価格の33,000円より安く、14,800円となっています。

有償の理由としてAppleはiPhoneを硬いところに何度も落とし、さらに本体に大きな荷重ストレスをかけたことによる不具合で責任はユーザーの方にあるとしています。
尚、画面にヒビが入っている場合は修理プログラムの対象にならないこと、過去にこのタッチ病が原因で、アップル正規サービスプロバイダで修理をした人には差額を変換するともあわせて発表されています。

Appleは自社に非はないとしていながら何故、通常の保証よりも安く対応するのか、疑問が残りますね。

まとめ

私はiPhoneをおしりのポケットに入れることが無いので、タッチ病にはなっていませんが、日本国内のApple公式サイトでも修理プログラムが発表されていましたので、報告があったものと思われます。
iPhone 6は対象になっていないのでiPhone 6 Plusのみ、使用方法以外にも何かあるのではないかなと個人的には思っています。
それとも画面が大きい分、ダメージも受けやすかったということなのでしょうか。