日本通信がSoftBank回線が格安SIMを2017年3月22日から提供開始
格安SIM・MVNOという言葉、サービスが日本国内でもだいぶ浸透してきました。
格安SIM・MVNOメーカーは大手キャリアから、回線、SIMを借りてサービスを提供しています。
その為、一部の格安SIMは同回線であれば大手キャリアのSIMロックがかかったスマートフォン・タブレットをSIMロック解除無しに利用することが出来ます。
現在MVNOメーカーで一番多く使用されているのはdocomo回線で、次がau回線になります。
目次
SoftBankのスマートフォンを利用出来る格安SIMは存在していない
Softbank回線で格安SIMと言えば、Y!mobileのイメージが強いと思います。
Y!mobileはSoftbankの傘下ではありますが、回線を借りているのではなく、Y!mobile自体が回線を保有している為、MVNOには含まれません。
2016年8月22日に提供を開始した、飛騨高山ケーブルネットワークのHitスマホがSoftbank回線で初めての格安SIMでしたが、HitスマホはSIMフリースマートフォンのみの対応で、SoftbankのSIMロックのかかったスマートフォンは使用出来ません。
その為、2017年2月現在でSoftbankのスマートフォンをSIMロック解除せずに使用出来る、格安SIM・MVNOは存在していません。
日本通信からSoftbank回線のMVNOが誕生
2017年1月31日に日本通信とSoftbankで相互接続に関しての合意が行われました。
それにより、2017年3月22日よりサービスを開始するそうです。
メーカー名、プランなどは現在のところ不明ですが、Softbank回線でSIMロック解除は不要とのことなので、旧モデルのiPhoneなどSIMロック解除が出来ない機種でも利用することが出来ます。
日本通信のb-mobileと似た料金体系になるのではないか
日本通信のSoftbank回線のMVNOは料金等の詳細が明らかになっていませんが、日本通信は既にdocomo回線のMVNO「b-mobile」でサービスを行っています。
その為、同じぐらいの価格帯でのサービス提供になるのではないでしょうか。
b-mobileは、おかわりSIMで1GB500円から、音声通話付きで月額1,300円からとなっています。
通話料は月額500円で1日50回3分以内の通話が無料になる通話3分定額オプションが用意されています。
まとめ
日本通信はiPhoneを国内で最初に取り扱い開始し、SIMロック解除が出来ないいSoftbank回線の格安SIMは価値があるものだと踏んでいて、2015年より相互接続の申し込みをしていましたが、交渉は難航し、ようやく相互接続が可能になりました。
現在docomo回線が一番多い格安SIM・MVNOでSoftbank回線の登場は、市場をどのように変化させていけるのか気になります。