携帯、スマホのいろいろ

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iphoneを中心にいろんな知識や物を紹介していきます。android携帯やipad、PCについても触れていきます。真偽については各自でお調べください。

Softbankとauで同じ回線のMVNOならSIMロック解除が不要に。docomoはすでに実施中

MVNOにも様々なメーカーが参入していて、現在使用している端末でメーカーを変更する場合は、SIMロック解除をしなければなりません。
しかし、ソフトバンクからワイモバイルやauからUQ Mobileのようにブランドは違えど、同じ回線のMVNOメーカーがありますので、同じ回線同士の乗り換えであればSIMロック解除が不要になるよう、総務省が近日指針を発表する模様です。

目次

SIMロックの目的とは

SIMロックの目的とは

日本の端末販売は、キャリアが販売店に多額のお金を出し、大幅に端末を値下げした価格で販売しています。
キャリアは通話料や通信料などで、販売店に出したお金を回収するというシステムを採用しています。
そこで問題となるのが、安く端末を購入して、すぐに他社に乗り換えられてしまう事です。
乗り換えられてしまうと端末の費用をキャリアが通話料や通信料で回収することが不可能になってしまうので、SIMロックや2年縛りがありました。

総務省は、同じ回線を利用するMVNOであれば、大手キャリアが端末を特定し利用停止などが可能であることから、SIMロック解除なしで乗換えしても問題ないと判断して、SIMロック解除を不要にすることとしたようです。

家庭の携帯電話料金を引き下げたい総務省

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総務省は携帯電話の端末価格や月々の料金が適正でないとして、端末の0円販売自粛や、通信料の値下げ、SIMロック解除に応じるようになど、様々な指針を発表してきました。

これにより、ユーザーを大手キャリアからMVNOに移行させて日本全体の携帯電話に掛かっている費用を下げたいという方針です。

しかし、SIMロック解除に費用が掛かったり、解約料金が発生したりと格安SIMに乗り換えをしようとしたときにハードルがありあますので、こうしたハードルを下げて移行をさらに促していく目的があるのだと思います。

SIMロックを解除するのにお得な方法がある

乗り換え以外に、海外でスマホを利用するときに国内キャリアの海外ローミングよりも現地のSIMカードをレンタルするほうが、通信費などを安く抑えられることからSIMロック解除をしたい人もいると思います。

現在は2015年5月移行以降に各キャリアで購入された端末で、購入から180日以上経てばSIMロック解除が可能になります。
※180日から100日になるように総務省は現在大手キャリアに求めています。
Softbank、su、docomoともに、店頭や電話での受付の場合はSIMロック解除手数料として3,000円掛かってしまいます。
しかし、My Softbank、auお客さまサポート、My docomoなど、各キャリアの専用オンラインからの申し込みであればSIMロック解除に掛かる手数料は無料となりますので、解除を検討されている方はオンラインからの申し込みがお得です!

まとめ

MVNOへの乗り換えでネックになるのが端末をどうするかです。
MVNOメーカーによっては端末とセットで販売しているところもありますが、iPhone7などの最新機種ではなく、iPhoneSEのような廉価版が多いです。
その為、端末は大手キャリアで買ってから乗り換えることを検討される場合もあると思いますが、その場合でもSIMロック解除の有無にかかわらず、テザリングや一部機能が使えない場合もありますので、大手キャリア、MVNOメーカーの対応機種や機能一覧などを調べておくのが良いと思います。

個人的にもMVNOへの乗り換えを検討していましたが、20GBや30GBの通信量を大手キャリアが始めてくれたことと、保証やポイントなどのサービス面で乗り換えをやめようかなと思い始めています…