BlackBerryがスマートフォン業界からの撤退
皆さんもガラケー時代にこのような端末を見かけた、または使用していたことはありませんか?
私の勝手な妄想だとやり手そうなビジネスマンが使用していたイメージです。
これがBlackBerryです。
最新のスマホはこんな感じで、独自OSの端末やネットワークサービスをセットにして、セキュリティの高さと、ミニキーボードが売りでガラケー時代に高い人気を誇っていました。
根強いファンも多く、欧米のビジネスマンを中心に世界175ヵ国7000万人以上が使用し、1億5,000万台以上販売されたそうです。
法人向けのサービスにも力を入れており、日本国内でも約4,000社がBlackBerryを導入していました。
BlackBerryの生産終了
ガラケーの時代に確固たる地位を築き上げ、スマートフォン時代に突入してもなお、人気も高かったが、iphoneやandroidはどんどん進化を続けていく中、BlackBerryはミニキーボードを貫きましたが、市場はすでにタッチスクリーンが全盛でBlackBerryは取り残される形となりました。
その後もミニキーボード無しの端末や、android端末での販売、300ドルという低価格の端末など、試行錯誤を重ねましたが、どれも大ヒットとはいかず、2016年9月28日にスマートフォン端末の自社生産を終了することを発表しました。
BlackBerryの今後
スマートフォン業界からの撤退を示したBlackBerryですが、会社自体が倒産するわけではなく、独自OSなど、ソフトウェアの方は定評がありますので、ソフトウェア開発に注力していくようです。
BlackBerryは無くなりません!
BlackBerryの生産販売はインドネシアの携帯販売会社ティフォン・モバイル・インドネシアに委託し、引き続き販売を行っていくようなので、BlackBerryのヘビーユーザーも安心です。
スマートフォン、タブレット業界は変化が激しい業界と言われています。
1度流れに乗り遅れてしまうと復活は難しいことが今回の一件でわかりましたね。
一時はオバマ大統領も使用していたといわれ、アメリカ政府御用達のBlackBerrygは、開発、製造スタイルを変えて今後どのようにこの市場に舞い戻ってくるのか注目です!