製造中止を発表したBlackBerryですが、もう1台QWERTYキーボード付き端末を発売する
2016年9月に、携帯端末の自社生産終了を発表したカナダの通信機器メーカー、BlackBerry。
本機最大の特徴と言えば、QWERTYキーボードでかつてはアメリカのオバマ大統領も愛用しておりましたが、AndroidやiPhoneの普及により徐々に人気は下火になっていきましたが、今でも世界中に多くのファンがいます。
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BlackBerryは無くならないがQWERTYキーボードの搭載はない
BlackBerryはインドネシアの携帯企業に生産を委託することが、スマートフォン業界から撤退時に発表されていました。
その為、Android端末「DTEK50」が2016年8月に、「DTEK60」が2016年10月に、BlackBerryブランドでリリースされています。
しかし、BlackBerryブランドでも、この2機種にはQWERTYキーボードは搭載されていないのです。
BlackBerryでも、もはやファンが求めているBlackBerryではないのです。
BlackBerryのチェンCEOは約束を果たす!?
チェンCEOは2016年9月に端末事業から撤退を発表した時に、QWERTY型キーボードつきのスマートフォンをリリースする用意があることを示唆していました。
しかし、その時に発売のアナウンスはありませんでした。
経済・金融情報の配信、通信社・放送事業を手がけるアメリカ合衆国の大手総合情報サービス会社「Bloomberg」に対して、チェンCEOは、「皆さんにお約束したキーボード付き携帯を1台準備している。近く発売する」と発言したそうです。
発売日や詳細はまだ明らかにされていません
今回は、メディアに対して発売を示唆しただけであり公式な発売のアナウンスではありません。
しかし、撤退を発表した後に、こうした発言をするということは単なるリップサービスではなく、本当にQWERTYキーボード搭載端末の発売を準備しているものと思われます。
2016年11月13日現在、発売日、スペックなどの詳細はまだ発表されていません。
まとめ
ビジネスマンを中心に世界中に多くのファンがいた、QWERTYキーボード付きのBlackBerryなので、今回のチェンCEOの発言は歓迎すべきことだと思います。
どのような端末になるかわかりませんが、スマートフォンとQWERTYキーボードを組み合わせ、最先端感を出した端末よりも、かつて人気のあった端末のリメイクのような端末だとファンはたまらないのではないでしょうか。
BlackBerryの発表が待ち遠しいですね!