携帯、スマホのいろいろ

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iphoneを中心にいろんな知識や物を紹介していきます。android携帯やipad、PCについても触れていきます。真偽については各自でお調べください。

キングジムのポータブックが2万円台で買える。win10搭載で変形キーボードが話題のPC

先日、ドン・キホーテの自分専用PC&タブレット発売の記事を書きましたが、情熱価格に迫るほどの値下げが行われた、PCがありました。
たまたま見たはてなブックマークのトピックにも入っていて、気になって調べてみたら「ポータブック」という8インチのノートパソコンでしたので紹介したいと思います。

目次

ポータブック XMC10とは?

キングジムポータブックXMC10

2万円台で購入できると話題のPCはキングジム社製の「ポータブック XMC10」で、2016年2月に発売されたPCで8インチディスプレイに変形キーボードを搭載したノートPCです。
ノートPCは小型化すると、キーボードも小さくなってしまい、入力がしずらくなってしまうデメリットがありますが、「スライドアーク キーボード 」と言って、変形する17mmピッチのフルサイズキーボード搭載したことで発売当初から話題になっていました。
しかし、販売価格が9万円前後だった為それほど売れずに、小売店は投げ売りに出た模様です。

そもそもキングジムとは?

PCブランドとして「キングジム」というブランドを知らなかったので調べてみました。
東証一部上場企業で、テプラやポメラなどのヒット商品を生み出した、オフィス、家庭用の文具を製造、販売する日本の企業です。
2015年に「ポータブック」でパソコンの製造・販売に参入することを発表しましたが、ポータブック以外のPCはまだ出ていません。

ポータブック XMC10のスペック詳細

主な仕様はAtom x7-Z8700(1.6GHz、ビデオ機能内蔵)でメモリは2GB、ストレージ32GBになっています。
TFT液晶で1,280×768のドット表示対応。
OSはWindows 10 HomeでOffice 365サービス(1年分)を搭載。
インターフェイスは、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、USB 2.0、SDカードスロット、音声入出力。
本体サイズは折りたたみ時が約204×153×34(幅×奥行き×高さ)、使用時が約266×153mm(幅×奥行き)。重量は約830g。
バッテリー駆動時間は約5時間となる。

価格とスペックが釣り合わず消えていった模様

キングジムポータブックXMC10

コンセプトは、出張などの移動時に使うことを想定したビジネス向けPCです。
電車や新幹線などではタブレット端末を使用している人も多く見かけますが、PCと同じOSでキーボードで入力したいという、スマートフォンではなくガラケー派みたいな層を狙った商品だと思います。

しかし、液晶ディスプレイの解像度は最近のスマートフォンを下回るレベルで、Atomというところも本格派にはマイナスポイント。
更に、ストレージが32GBしかないので、初期状態で既に容量不足状態なので、サブ機として外部メモリーから読み込んで作業するといった感じでしょうか。

スペックに釣り合わず、当初の販売価格が9万円前後だった為、おためし的なユーザーを獲得できなくて万人受けすることなく、静かに消えていった模様です。

まとめ

価格が2万円台になったことで話題を呼び、ヨドバシのノートパソコン売れ筋ランキングなどでは、圏外から一気に1位になっている模様です。
恐らくどこの販売店も在庫処分的な考えだと思いますので、購入を考えている人は早めに買っておくのが良いでしょう。

PC初代モデルでこれだけ話題になっているということは、PCのコンセプト自体は勤勉な日本人にウケてるし、キングジムという企業の評価、認知度も高いように思えますので、次回作があるかないかわかりませんが、適正なスペックに適正な価格の新製品が今後出ることを期待したいと思います。

ヨドバシカメラの値下げが今回の話題を生んだようですが、Amazonでも2万円台で販売されていました。↓↓