App Storeでアプリどんどんが削除されているぞ
Appleによれば、2016年6月時点で約200万のiOSアプリがあり、2008年のApp Store立ち上げ以来、1,300億回以上のダウンロードが行われています。
そのAppが2016年10月末の3日間だけで、App Storeから5,000ものアプリが大量に削除されていることが分かりました。
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ガイドラインに準拠してないアプリが削除の対象
Appleは2016年9月にApp Storeのガイドラインを更新しました。
そこで、アップデートされないまま放置されているアプリや、最新ガイドラインに準拠していないアプリの削除を開始したようです。
「適切なアップデートが行われているかどうか」と「Appの名前が50文字以下かどうか」がApp削除の基準のようです。
適切なアップデートが行われていないで放置されているAppもかなり多く、これらは作りっぱなしで置かれているだけという判断で削除対象になります。
Appの名前が50文字以下かどうかは、Appの内容とは関係のないキーワードを名前に多く入れることで、検索で引っかかりやすくしているものとされるため、削除の対象なようです。
今回の削除は既に予告済みでした
開発者には事前に通知されており、通知後30日以前に対処されていないAppが今回の削除対象になっています。
その結果、10月26~28日の3日にかけて、基準を満たさない5,000のAppが削除されたようです。
現在もAppの削除は続いているとのことです。
今回のApp削除はほんの一部に過ぎない
App Storeには200万ものAppがあり、毎週10万のAppが新規に登録されるかアップデートのため審査を受けるそうです。
5,000Appはすごく多く感じますが、App Store内のほんの一部に過ぎないということです。
中国のApp Storeでは現在、合計で1,962,173のアプリが存在しますが、そのうち6ヶ月以上更新されていないものが約61%、12ヶ月以上が約45%、18ヶ月以上が約35%にのぼります。
日本国内のApp Storeでもガイドラインに準拠していないAppが多数存在していると思います。
まとめ
今回の削除は不具合でもなんでもなく、AppleがApp Storeの整理、改善の為に行っているものなので、ユーザーの我々からしたら歓迎すべきことです。
日本でも副業としてアプリの販売は紹介されていますが、個人でAppの登録、販売を行い、収益を得ることが出来ます。
素晴らしいAppを作成し、高額な収益を受けている人もいますが、作成後アップデートもされず、ダウンロードもされないAppも大量にあるのが現状です。
パズドラやモンスト、LINEなど我々が日常的に使用しているAppはなんの不正もなく、適切なアップデートもされているので、削除の対象にならないのでご安心を。