iphone7に「総務省指定」の刻印。ネットで話題になり過ぎて総務省が公式コメント
iphone7の背面にはこれまでのシリーズでは無かった「総務省指定」という刻印が入っています。
ネットでは「かっこいい」「ダサい」など賛否両論あるようですが、2016年9月20日にこの件に対して総務省が公式にコメントをした模様です。
「総務省指定」刻印の意味
iphone7にはsuicaなどが使用できるFeliCaに対応しており、iphoneを改札でタッチすることでsuicaカードと同じように入退場、買い物等が出来るが、これが電波法の「誘導式読み書き通信設備」にあたり、表面の見やすい箇所に一定のサイズで「総務省指定 第X号」「MIC/KS」と表記することが定められています。
その為、日本版のiphone7では背面に総務省指定という刻印がされているのです。
日本版と海外版
これまでのiphoneも日本版と、海外版、海外でも国によって型番が違う等様々な違いがありましたが、iphone7は日本版にのみFeliCaが搭載されており、海外版には搭載されていません。
これまで、海外版SIMフリーモデルを購入して格安SIMなどをつけて使用していたユーザーも多くいると思いますが、iphone7で同じように海外版を購入するとFeliCaが使用出来ません。
もちろん、FeliCaを使用しないユーザーには関係ないことですが。
総務省の公式コメント発表
今回の反響を受け高市総務相が「必要な表示を行っているもので、かっこ悪いと言われると大変がっかりです」とコメントをしました。
また、今後は刻印ではなく画面上の表示に変えていく方向性も模索していることを明らかにしました。
電波法の義務で表示させなければいけないが、刻印が不評なら画面表示してやろう!ってことなのか。
日本版限定のFeliCa機能をappleの公式発表会で発表したり、任天堂のスーパーマリオのアプリを発表したりとappleの日本に対する思い入れの強さが見えたiphone7発表でした、今後iphoneは国ごとに独自色を出したものになっていくのでしょうか。
それとも日本だけ特別扱いされているのか、気になるところです。
また、今後のモデルからFeliCa機能が無くなる可能性が低いと思うので、次世代モデルからはどこにどのように「総務省指定」が表示されるのかも気になるところです。