携帯、スマホのいろいろ

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SamsungがGalaxy Note 7に充電を不可能にするアップデートを配信。爆破原因は設計段階で既に問題があった

Samsungは爆発事故を起こしてしまった、Galaxy Note 7の販売、生産を停止し、回収を進めています。
しかしながら流通しているGalaxy Note 7を100%回収することが出来ていません。
その為、Samsungはこれまでも、ニュージーランドにおいて、Galaxy Note 7をネットワークサービスから切断したり、充電が60%までしか出来ないようなアップデートをしたりして、回収を進めてきました。

目次

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ついに充電が不可能になるアップデートを配信

Galaxy Note 7

ネットワークを遮断してもWi-Fi環境であれば使用可能であり、充電上限が60%であれば充電器に繋ぎっぱなしであれば使用が出来てしまいます。
使用出来てしまうので、回収が進まない原因にもなり、再び爆発事故を起こしてしまう可能性があります。
そこでSamsungは、充電を不可能にするアップデートを配信するようです。
充電が出来なければ当然Galaxy Note 7を使用できなくなってしまうので、ユーザーは破棄するか、回収に応じるしかなくなってしまいます。
これでGalaxy Note 7は完全に世の中から姿を消すことになると思います。

爆発の原因は、設計段階で既に無理があったのではないかと指摘される

Galaxy Note 7

Samsungは爆発の原因を正式には発表していませんが、ソフトウェア開発などを行なうアメリカのある企業が、Galaxy Note 7を分解した結果、バッテリー上部に通常必要な空間が無かったことがわかりました。

バッテリーパックは、使用繰り返していくうちに膨張していく為、スマートフォンなどにバッテリーパックを設置する場合は、膨張を考慮して上部に10%程度のスペースを空けておくことが常識とされています。

これが爆発の原因であるとは断言できませんが、薄型やデザイン性を重視するあまり、必要な空間を取らず、膨張したバッテリーパックが逃げ場を失い爆発したと考えられています。
本来必要なスペースがなかったことについては、設計段階でわかることであるので、設計時に故意にスペースを設けなかった可能性が高いです。

まとめ

今回のアップデートでGalaxy Note 7は完全に使用が不可能になると思われますが、強制的にアップデートが出来るのでしょうか?
通常アップデートは、自動で行うに設定していなければ任意で行うことになります。
なので、アップデートが配信されたとしても、アップデートを拒否してしまえばこれまで通り、充電が可能ではないかと思います。

また、アップデートが実行されて充電不可能になり起動することすらできない状態になったとしても、Galaxy Note 7の端末自体が既に流通していない上に、回収によって台数が少ないので、コレクターなどの間でプレミア価格で取引されてしまうことも考えられます。

なので、使用が不可能になってしまっても回収が進まない恐れがあります。
充電されていない状態で、爆発するかは不明ですが、Samsung新たな爆発事故が起こる前に端末を100%回収する必要があります。