携帯、スマホのいろいろ

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Google Tango対応スマートフォン「Lenovo Phab 2 Pro」が日本国内での販売開始。3つのカメラで高精度なARを実現

2016年6月9日(現時時間)にアメリカカリフォルニア州サンフランシスコのシリコンバレーにて行われた、製品発表イベント「Lenovo Tech World 2016」で発表されていた、Lenovoは世界初Tango対応スマートフォンPhab 2 Proを2016年12月2日に日本国内で販売開始しました。

目次

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3つのカメラとセンサーによる高度なAR体験を可能にしたSIMフリースマートフォン Phab 2Pro

Phab 2 Pro

Lenovoから発売された、Phab 2 Proは、Googleが開発した、複数のカメラとセンサーによる高精度AR(拡張現実)を実現するTangoを搭載した世界初のSIMフリースマートフォンです。
ARと言えばポケモンGOでも活用されていますが、カメラが映し出した、現実の映像にポケモンなどの仮想のイメージを重ねる技術です。
Phab 2 Proはそれを高精度で実現する為に1600万画素のアウトカメラに加えて、TOF方式の深度カメラ、モーショントラッキングカメラを搭載し、正確な3Dスキャンを実現しました。
これによって、ポケモンGOのようにARを使用したゲームが出来たり、室内に仮想のソファを登場させて、レイアウトを決めたり、実際の家具の大きさを正確に計測する事が可能となります。

カラーはゴールドとブラックの2色で、価格は49,800円(税抜き)で販売されました。
しかし、Lenovo公式サイトでは「現在想定以上のご注文を頂いているため一時
販売停止とさせていただいております。」とのことで、12月5日現在購入することが出来なくなっています。

6.4インチの大画面に、4050mAhのバッテリーを搭載

Phab 2 Pro

ポケモンGOをプレイした事がある人ならわかると思いますが、AR機能を使用すると、バッテリー消費が激しくなってしまいます。
しかし、Phab 2 Proは4050mAhのバッテリーを搭載しており、公表値では24時間駆動が可能で、急速充電にも対応しているそうです。
ディスプレイサイズも6.4インチとタブレット並みに大きいので、快適にARを楽しむことが出来ると思います。
メモリも4GB、ストレージも64GBとTangoメインの端末ですが、処理能力も高い端末になっています。
オーディオ機能では、5.1chのサラウンドを録音できる「Dolby Audio Capture 5.1」に世界で初めて対応し、3つのマイクを使った「360°Voice」にも対応しています。
音声再生時は「Dolby Atoms」を使ったサラウンド再生が可能になっています。

Lenovo Phab 2 Proの主な仕様
機種名Lenovo Phab 2 Pro(ZA1F0050JP/ZA1F0060JP)
メーカー Lenovo
OS Android 6.0
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 652/1.8GHz 8コア
ストレージ 64GB
外部メモリ microSD
ディスプレイ 約6.4型 WQHD IPS液晶
解像度 1440×2560ピクセル
バッテリー容量 4050mAh
アウトカメラ 有効約1600万画素
インカメラ 有効約800万画素
ボディーカラー ガンメタルグレー、シャンパンゴールド
サイズ 約88.57(幅)×179.83(高さ)×6.96~10.7(奥行き)mm
重量 約259g

まとめ

Google Tango対応で、ハイエンドモデルなのに49,800円(税抜き)はかなりお得だと思います。
MVNOとセットで販売されている、端末はミドルレンジの物が多く、型落ち商品であることも珍しくありません。
世界初の技術を搭載したPhab 2 Proはかなりおすすめです。
実際にどのぐらいの精度なのかは気になるところですが、現在販売を中止しているということはかなり人気だということがうかがえますね!